VIRTUAL INSTRUMENTSソフト音源

『PAN DRUMS』は、優しい音色が特徴的な三種類のパンドラムを精緻にライブラリ化したパーカッション音源です。

スイスのPANArt 社が何年にも渡るスティールパンや反響型打楽器の研究の末に開発した音階打楽器"HANG DRUM"。Pantheon Steel 社がHANG DRUM に刺激を受け開発したバリトンからテナーやアルトの音域までを奏でる"HALO DRUM"。そしてアメリカのスティールドラム・メーカー最大手の一つRockcreek Steel Drums 社が開発した、カリビアン・スティール・ドラムと木製タング・ドラム、そしてカリンバの特徴を合わせ持つ"ROCK CREEK TONGUE DRUMS" を収録しています。

最大5 種類のラウンドロビンと21 段階のベロシティレイヤーを持ち、キースイッチで切り替え可能な各種奏法によって演奏の微妙なニュアンスを再現。また、自由にキーを設定してリアルタイムにフレーズ生成を行うJammer 機能を搭載。その他、各パンドラムのサウンドを元にSONICCOUTURE 社のお家芸ともいえるエフェクティブな加工を施した"Sound Design" パッチも多数収録しています。

『PAN DRUMS』の幻想的な音色は、楽曲の中でアンビエント感たっぷりに響き渡るでしょう。

• Native Instruments KONTAKT 4 PLAYER（※）／KONTAKT 5 PLAYER 採用
• Windows 7（64bit）、MacOS X 10.6、10.7に対応
• メモリーサーバー機能により、4GB 以上のメモリを使用可能。
• マルチ・プロセッサー/マルチ・コアに対応（最大16 コア）
• KONTAKTスクリプト・プロセッサにより、各インストゥルメント独自のGUIやエフェクト等を搭載
• 32bit プロセッシングによるハイクォリティなサウンド出力
• 改良されたDFD(Direct From Disk)機能によるハードディスク・ストリーミング再生。サンプルをRAMメモリに読み込まずハードディスクから直接再生する事で、コンピュータに搭載されたメモリ容量以上の大容量サウンドを扱う事が可能
• 柔軟なアウトプット・ルーティング（各アウトプット・チャンネルのフェーダーには4つのインサート・エフェクトと4X4のAUXエフェクトを適用可能）
• マイクロ・チューニング／マスター・テンポ設定
• パフォーマンス・ビュー／ミニマイズド・ビュー切替
• 最大64パート・マルチティンバー／同時発音数無制限

※KONTAKT 4 PLAYER 及びKONTAKT 4 共に、Ver4.2.3 以上のバージョンで本製品ライブラリをお使い頂けます。

ハング・ドラム（HANG DRUM）

スティールパンなどの反響型打楽器を何年も調査し、2000 年に開発。チューニングされたキーに沿って8 ～ 9 の音階を演奏可能。同じ音階でも叩き方によって様々な音色を奏でる。柔らかな音色のMK I と豊かな倍音成分が心地よいMK II を収録。

アーティキュレーション：指（叩く箇所で3 種）、平手、拳

収録キー：MK I（F）／ MK II（D）

ヘイロー・ドラム（HALO DRUM）

ハング・ドラムに刺激を受け、2007 年に開発。元になったハング・ドラムよりも大きく重量もあり、低いバリトンの音域からハング・ドラムが出すテナーやアルトの音域までカバーする。

アーティキュレーション：指、親指、平手、マレット

収録キー：B、C

ロック・クリーク・タング・ドラム（ROCK CREEK TONGUE DRUMS）

ハング・ドラムと同じ構造を採用し、演奏部分の加工方法で豊かな音を鳴らす。伝統的なカリビアン・スティール・ドラムと、木製タング・ドラム、カリンバの特徴を合わせたような楽器。

アーティキュレーション：マレット

収録キー：クロマティック

• 最大5 種類のラウンドロビン／ 21 段階のベロシティ・レベル
• "Sound Dsign" カテゴリにエフェクティブ加工を施したインストゥルメントを多数収録
• 収録キー（チューニング）のトランスポーズ可能
• 演奏スタイルに合わせた5 種類のマッピング形式を用意
• 4 種類の内蔵エフェクト搭載（テープ・シミュレータ／フェイザー／ディレイ／コンボリューション・リバーブ）
• リアルタイムにフレーズ生成を行うJammer 機能を搭載
• サンプル解像度：24bit ／ 44.1KHz
• NI 社「MASCHINE」／KORG 社「NANO PAD」用テンプレート付属

Instrumentパネル

ローパス・フィルター、アンプ／フィルター・エンベロープ、オーディオ出力のステレオ幅などのパラメータについて設定を行なう画面です。

Performanceパネル

ランダムなアルペジエイターのようなフレーズを自動生成するJAMMAR 機能や、演奏時に発生するハンド・ノイズ、マッピングなどについて設定を行う画面です。

Effectsパネル

PAN DRUMS には、テープ・シミュレータ／フェイザー／ディレイ／コンボリューションリバーブといった4種類の内蔵エフェクトも用意されています。