それは、2003年。「コンピュータが人間の声で歌う」という、SFでしか成し得なかった人類の夢を、現実のものとして実現したVOCALOID…。あれから4年、音質が改善され、基本性能が向上し、さらにキーボードで生演奏可能な機能を追加した新バージョン「VOCALOID2」が完成いたしました。

VOCALOID2のスコア編集ツール(VOCALOID Editor)のユーザインタフェースは、黒を基調として落ち着いたものになっています。現行バージョンのVOCALOID Editorとは異なる新しい感覚のGUIです。

合成エンジンには、現行バージョンものとは異なる新しい信号処理手法が導入されています。これにより、さらにリアルな歌声が得られるようになりました。特に、歌声に含まれる息の成分が、より自然に聞こえるようになっています。

あらかじめ入力しておいた歌詞をもとに、キーボードで演奏できる機能です。キーボードを使って「歌う」ことが可能になりました。

使いやすい各種新機能が実装されており、ユーザの入力作業の負担を軽減します。また既存の機能の多くについても改良がなされています。主な新機能、改良点をご紹介します。

  • ノートモニター機能

    音符を一定時間押し続けると、その音符に付与されている音程と歌詞で、その場で歌う機能です。入力した歌詞や音符を即座にチェックできます。

  • 表情コントロール機能

    簡単で直感的な操作方法により、表情(アタックやビブラート等)を与えることができます。

  • 透過コントロールトラック

    声質をコントロールするためのトラックは透過的に見えるようになっており、同時に2つのコントロールパラメータを確認可能です。

  • プレイバック/レンダリング 切り替え機能

    トラックごとに、通常の再生を行うか、レンダリングをしたものを再生するかを指定できます。編集が完了したトラックをレンダリングしておくことで再生時の負荷を軽減できます。トラック数は16まで可能です。

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