クリエイター様が楽曲の制作を通じて得られる権利として、「著作権」と「著作隣接権（実演権、原盤権）」とがあります。

たとえばカラオケで楽曲が使用された際は、「著作権」（作詞・作曲）使用料として創作の対価を得ることができます。

音楽出版とは、音楽作品の「著作権」（作詞・作曲）を著作権管理団体（JASRAC , NexTone）に管理委託して利用開発を促進し、カラオケ、音楽配信ストア、レンタルCD、ラジオ・TVなどから音楽の著作権使用料を回収・分配精算処理を代行した後に、作詞、作曲者へ還元する事業です。

個人では、登録が難しい著作権管理団体も有り、また、信託契約申込金も決して安価ではないため、音楽出版社は、そのような個人のクリエイター様をとりまとめる役割があります。

当社は、 音楽著作権管理団体JRC（現：NexTone・JRC事業本部）のご協力を頂き、

◆WEB上での非営利利用＝自由に使用可

◆WEB上での営利利用（商用）＝使用料回収・還元

という著作権管理委託の仕組みを実現しました。

これにより、下図のように理想的な委託が可能になりました。

当社では、非営利目的でのネット利用の自由を実現するため、音楽著作権管理団体のNexToneと合意を取り交わした上で、部分委託を組み合わせる形で、音楽出版事業をご提供しております。

※ より詳細な解説は、初音ミク公式ブログ内記事「弊社の音楽著作権管理につきまして」をご覧下さい。

前項の委託方法の他にも、以下のような委託契約もご提供可能です。

・録音権の委託

他の方が商業用CDを作りやすくなります（カバー曲含む）

・JASRAC全信託

海外での利用に対応できます※

JASRACは93カ国4地域122団体と相互管理契約を締結しています。（2017年2月1日現在）

以下のいずれかの条件を満たす楽曲をお持ちのクリエイター様は、当社の音楽出版を利用することができます。

ご登録は、楽曲ごとに行います。

お支払は、四半期ごとに以下のような流れで行います。

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社　音楽出版担当